2015年6月17日水曜日

バレエの先生のお言葉

 少しばかりこだわるのは、・必要以上のアップは不要。 小さすぎず、大きすぎず。(たとえソロでも天地ぎりぎりまでの人物アップ、顔の大写しなどは不要)あくまでも演目それぞれに適した映し方が望みです。

 私は、この先生のお言葉が理解できて、いつも守っています。 特に、「あくまでも演目それぞれに適した映し方が望みです。」に賛同しています。

 だからこそ、マニュアルズーム操作が出来なければなりません。 私は、世界のバレエ動画をよく観ています。 もちろん、上手いカメラマンもいますが、もう一つ分かっていないカメラマンもいますね。オンタリー中のズームだけに、スローズームでサイズ変更が遅すぎたり、サイズが寄りすぎて、 インカムでスイッチャーから「寄りすぎだから少し引いて」と指示が来たかのように、今度は、オートズーム だけに引きすぎてしまっていた。先生も同じ感想になるのだろうな。

 また、ズームを嫌う人が多いようだが、世界の動画を観ていると、結構ズームを多用していて、 私とカメラワークが、そっくりなシーンも良く観ます。つまり、同じこだわりを持っているカメラマンであれば同じになるのは当然です。 本日も勉強いたしました。

【師匠のお言葉】
 「常に額縁に飾っても恥ずかしくない構図で撮りなさい。」
 バレエ発表会を同録で全収録するには、ズームレンズでないと出来ません。そして、リアルタイムに画面サイズ変更し、良い構図にする努力をしております。それは、ダンサーさんが常にアクティブに舞台全体を使い演技しているからで、ゆっくりな電動ズームではフォロー出来ません。なので、男性と女性の二人の演技中に片方しか映っていない動画を観ることが有ります。だからこそ、ズームを使って二人を常に画面に収め続けるのですね。それが、常識でありお客様の望みだからです。

 舞台公演の収録は、映画やドラマ、プロモーションビデオのように取り直すことが出来ません。ですから、画質が良いからと言って全てを単焦点レンズにすることも無意味です。

 また、当方はライカ製で全域F2.8のズームレンズを所有しており、お客様のご迷惑にならない後部座席から、2台の固定撮影(Fix)として、2種類の舞台幅サイズを作り全収録しています。これが、あることで、業務用メインカメラは、安心して今撮るべきダンサーに集中し、ダンサーのアクティブな演技を確実に映し撮っています。

2015年6月12日金曜日

Blogger(Google+含む)で世界の方々と繋がる

【2019年(令和元年)7月28日更新】
Google+でFollowingしてくださると、限定公開でサンプル動画をご覧になれます。但し、当方からもFollowingしないと観れませんのでお待ちください。映像は鉛筆画加工し音声は無音にしているので、肖像権・音楽著作権が守られています。ちなみに、音声は、会館の音響設備が対応している場合、デュアルモノで頂いております。これは、例えば(L)に音楽のみ、(R)は司会と拍手というように分けて録音しています。なので、バレエとは関係ない著作権フリーのBGMを使う必要がなくなりました。そして、本番編集では、現在48kHz/16bitにステレオミックス変換し高音質再生で聴く事が出来ます。

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【感想】いいですねー。天は空きすぎてなく、足元も詰まりすぎてなく、心地よい画面サイズであり、リフトしたり男性ダンサーがジャンプしてもマニュアルズーム操作でカメラワークしているため出来るのですね。そして、常にお二人の演技をマークし、今は1人、ここで2人と見事にフォロー撮影できております。ダンサーの躍動感ある演技が素晴らしいカメラワークにより、高級なバレエ映像となってバレエの感動に貢献していますね。

【感謝】
 思えばスペインのバレエダンサーさんから先にFollowingしていただいたことでfacebookよりもGoogle+に魅力を感じました。そして、現在63人の皆様からFollowingしてもらっています。そんな中、とても光栄で素晴らしい海外のバレエ芸術監督さんとSNS交流いたしております。

【フォロワー様の職業】
 バレリーナ,ダンサー,振付師,ダンス,プロのバレエダンサー,オリエンタルダンサー,クラシックバレエの先生,芸術監督,ベリーダンサー,インストラクター,WEBコンサルティング,文化会館

【フォロワー様の地域】
Japan,Heidelberg,Chile,Chicago,Santiago,Russia,France,mntk,Brasil,Bulgaria,Tokyo,Ukraine,Kiev,Yokohama,Florida,California,Canada,Vienna,Verona,Toronto,Richmond,New York,

【ブロガー国別閲覧者】
日本・アメリカ合衆国・ロシア・中国・フランス・ドイツ・ウクライナ・大韓民国・アイルランド・ポーランド・イギリス・フィリピン・スイス・フランス・インド・イタリア・トルコ・ベネズエラ・シンガポール・アラブ首長国連邦・ベトナム・オランダ・モルドバ・ルーマニア・スペイン・ニュージーランド・メキシコ・シリア・香港・ガーナ・ベルギー・チェコ共和国・ラトビア・スウェーデン・ブラジル・ポルトガル・タイ・サウジアラビア・レバノン・エジプト・インドネシア・アイルランド、リトアニア、フィンランド、アンギラ、マケドニア(旧ユーゴスラビア共和国)、ミャンマー (ビルマ)、トルクメニスタン、セーシェル、バングラデシュ、ジョージア、ペルー、ボリビア、チリ、コスタリカ、チュニジア、アゼルバイジャン、57ヶ国。

2015年6月10日水曜日

観るだけからワクワクする感動へ

【2018年1月16日更新】
 ただ映ってるだけではつまらない。 私の演技は出来るだけタイトに、そして、手足は切れない安心サイズ。 基本は全身サイズでも、見せ場の演技は感動的に撮って欲しい。

 これらのご要望をお客様の立場になって考え、確実かつ思いっきりの良さでカッコいい映像を撮っています。

【カッコいい映像】
◎天が空きすぎていない。
◎足元が詰まりすぎていない。
◎心地よい画面サイズ。
◎演技にあわせたリズミカルなカメラワーク。
◎フォーメーションがタイトショットになっている。
◎レヴェランスでは、上半身サイズで撮れている。
◎グラン・パ・ド・ドゥでの正面向きリフトシーンのタイトショットが一瞬撮れている。
◎マネージュを程よいタイトサイズでフォロー出来ている。
◎膝つき決めポーズになっても、ダンサーと一体となって天が空きすぎないズームフォローでカメラワークも決まっている。

2015年6月7日日曜日

バレエのリフトシーンについて

【更新2017年12月6日】
 はじめに、舞台の演技で共通として言えるのは、全身サイズで撮ることで、演技中は寄らないのが原則です。しかし、海外の一流バレエ団ほど、アップ(上半身サイズ)のある撮影をしています。この矛盾が解決されずに今日まで続いておりますが、先生方によっては、問題にする人としない人がいます。そこで、カメラマンとしては、その時の先生が望まれる撮り方をしています。なので、一般論として、一切、アップがいらないのであれば、言って頂ければ幸いです。一番心配なのは、親御様から我が子のアップが1場面もないと言われてしまうことですね。なので、演技終わりの挨拶で寄ってあげているのですが、それでも、全員サイズで映してと言われてしまったら、アップなしのビデオになりますね。

 さて、絵になるリフトシーンは、どっちにしてもズーム操作しないと、画面からはみ出てしまいます。ならば、引いて逃げるより寄って感動を得る方がやりがいがあります。その為にもプロならマニュアルズーム操作が出来なければなりません。それを見越して最初からゆったり過ぎる構図の撮影は論外です。

 また、全体像を撮り続けるシーンも、もちろん有り、撮影技術にも自信がある業者です。そして、これらは絶対に寄るのではなく、お客様あっての撮影ですから、寄って欲しくなければ寄らないですし、全身ルーズサイズで撮り続けることもしております。

【クラシックバレエのリフト】
 バレエのリフトを話題にしているサイトを見つけました。 女性の体重の問題。持ち上げる男性の体力。苦労されているからこそリフトが成功すると嬉しいものですね。 だからこそ、全身ルーズサイズで撮るバレエであっても、リフト成功の時は、海外のバレエ公演動画にもあるように、一瞬でも上の女性ダンサーに寄れている撮影があれば嬉しいものですね。いや、嬉しいはずです。 ちなみに、ある先生から「カメラ技術におきましては、絶大なる信頼をしておりますので、すべてお任せします。」と言って頂きました。

【補足】
 「寄れるけど寄らない」のと、「寄って欲しいのに寄れない」では意味が違います。また、「寄れるレンズを所有」しているのと、「これ以上寄れないレンズ」でも意味が違います。

 先生と親御様でどちらが大事かと言うとどちらも大事です。だから、フォーメーションや演技が分かればOKではなく、演技後の挨拶では寄ってあげたいですね。何故なら親御様にも喜んでいただきたいからです。