2012年1月29日日曜日

バレエのビデオ撮影(リアルタイム色温度変換可能)

【2017年12月5日更新】
■基本理念
ローコスト・ハイクオリティーをめざし常に研究。
◎クラシックバレエのカメラワークを研究。
リアルタイム色温度変換できるメモリーカードカメラレコーダーを所有。 

■2017年、新メインカメラで始動
長年の構想どおり新メモリーカードカメラレコーダーを所有しました。これに伴い、オプション部品の整理と新システムを構築し、より短時間で機材セッテッングができるようになりました。もちろん、高画質フルHD Progressive収録であり、寄れて引けての高倍率ズームレンズです。さて、クラシックバレエの発表会では、特にリアルタイム色温度変換が重要です。これも、当方の第4の撮影技術として継続できます。


■時代はDSLR動画とリアルタイム色温度変換
 舞台の撮影でとても大事なことはリアルタイム色温度変換です。現在、NikonのD500・D750・D7200は、録画中にリアルタイム色温度変換できることを確認しています。ただ、100K単位で変えられないのが残念です。その点、Panasonicさんは、全域100K単位で変更できるので、やはり、Panasonicのカメラが録画中にリアルタイム色温度変換出来れば最高です。これにシグマの高倍率シネマレンズを付けられれば怖いものなしですよ。

■バレエ発表会を綺麗な発色で映しています
【Real-time color temperature conversion】
◎バレエ発表会では照明変化があり、主に3200K~6000Kの間でリアルタイム色温度変換しないと、DVDやBlu-rayでは見た目とは違う青白いシーンになってしまいます。そんな中、近年になって海外の一流バレエ団が依頼しているビデオ業者では、リアルタイム色温度変換しているようで綺麗な発色の動画を確認しております。

 バレエの第1部小品集では、演目ごとに照明の色温度(色合い)が変わることが多いです。ちなみに、バレエ劇(幕物)では、演技中に色温度が変わることもあります。これを何も対策しなければ、真っ青になったり真っ赤になったりします。

 そこで、当方はゲネプロ時に各演目の色温度を調べており、プログラムにメモしておきます。そして、本番ではプログラムに豆球を照らし、演目間の暗転中にリアルタイム色温度変換しています。

 今回で言えば、3900K⇒4500K⇒3900K⇒5500K⇒3900K⇒4200Kと、カメラの色温度調整ダイヤルを回し、色温度をリアルタイム変換いたしました。

 このことにより見事に、客席のお客様が見て感じた本当の色合いに正しく調整することが出来たのでした。

■クラシックバレエへの情熱と想い
 先生方の声に励まされ 、海外のバレエ・ビデオも鑑賞し、バレエ発表会をどう撮ればご満足して頂けるのか常に研究しております。 そんな中、 多くの素晴らしい先生方にも出会え 、ご理解を頂きながら向上心を忘れず、頑張っています。 そして、 業務用の本格的な大きいハイビジョンカメラ を所有し、新たな撮影スタイルを構築できました。 また、 ダンサーさんに見せ場があるように、カメラマンにも見せ場があります。 ダンサーはアーティストであり 、カメラマンは映す係りの人で良いのでしょうか? 当方は ダンサーの最高の演技を、最高のカメラワークで撮らせていただく事に情熱をかたむけております。 そして、 瞬きしない映像表現こそ感動の映像を生むことを知っております。

■優れたバレリーナを知らせてください
 あなたが優れたバレリーナを知っている場合は、当方にお知らせいただきますと、世界一流のバレエ団で活躍されていた方にお知らせすることが可能です。そして、その為には、当方がヴァリエーション動画を撮影し限定公開でバレエ芸術監督に観ていただくことになります。これは、日本人のビデオグラファーとして唯一歓迎された奇跡のような幸運のおかげです。
※お問い合わせいただきますと、芸術監督名と交流を証明する画像を添付いたしますので、ご安心くださいませ。

■究極のバレエ映像革新的撮影手法を研究
 通常2台のカメラで撮影する役割は、1台が引きカメで、もう1台が寄りカメです。決して逆転することはありません。なので、演目スタート時は、舞台幅サイズで待機します。そこを3台にすると奥の袖幕幅サイズの待機も出来るのです。ダンサーの登場する瞬間から、少し寄れた撮影が出来るようになりました。また、暗転になっても固定の舞台幅サイズがあるので、最初から最後まで安定した緞帳開閉サイズの映像が撮れるのです。ほんと綺麗な映像です。 さて、メインのカメラは、今までどおりのワンカメショーカメラワークなので、どんなアクティブな演技にもついていくことが可能です。そこで、両サイドに分かれて広がる演技の時や後出のダンサー登場時にも2台の固定カメラが大活躍致します。もう、スイッチャーのスイッチングより正確で、本番中では到底出来得ないカット割りの編集が可能になりました。

■マニュアルズームのできるカメラマン
最高のカメラワーク、感情移入した情熱のカメラワークは、アイリスリング(F値表示付)がレンズに付いている業務用の撮影機材と、マニュアルズーム操作が出来るカメラマンにより可能になります。

 例えは、ダンサーのアクティブな演技を心地良い画面サイズでフォローしようとする時、オートズーム(電動レバー)ではシビアな画面サイズ変更が出来ません。なので、ダンサーを小さく映している動画を良く観ますね。しかし、マニュアルズームだとシビアな画面サイズ変更が可能になり常に心地良いサイズで映し撮っています。ちなみに、ある先生から「カメラ技術におきましては、絶大なる信頼をしておりますので、すべてお任せします。」と言っていただきました。
電動グリップを外し本物のシネレンズのようにしたことでシンプルになり、本来の映画キャメラマンのようなフルマニュアル撮影をしています。言い換えればフルオートや電動に頼って撮影しているプロのカメラマンには到底真似は出来ません。撮影技術が格段に違います。

最近、写真レンズメーカーが電動レバーのないフルマニュアルシネレンズを作り始めました。この流れでは、電動ズームレバーに頼って撮影しているプロのカメラマンは、仕事ができないので干されてしまうことでしょう。お客様の見る眼も変わりますからね。

究極の動画撮影は、やはり、シネマレンズになります。それは、本物のカメラマンがカメラ操作する時に電動では出来ない事があるからです。私が始めて仕事で撮影した時は、怖くて電動ズームに頼りましたが、それは1回きりで、すぐにフルマニュアル(手動)にこだわり練習しました。私のDSLR-G7-ENGも電動ズームグリップは要らないので取り外して使っております。

■引きカメラと寄りカメラの役割
   一般的な論理の撮影は、寄りカメがダンサーをフォロー撮影し、一旦、引きカメに切り替えて、次のサイズで撮るを繰り返しています。その為、頻繁にカメラ映像を切り替えなければなりません。この方法で、スイッチャーを使い現場で切り替えるには、スタッフも機材も増えコストが高くなります。また、カメラマンが優秀で、スイッチャーと息が合えば特に問題がなく編集も楽になります。しかし、実際は、なれないカメラマンを使い、インカムで指図しカメラマンの反応が悪い中の撮影を繰り返しています。そこにイライラが発生したりコミュニケーションが悪いまま撮影を終えることもあります。だから、スイッチャーもカメラマンもミスすることが多いのです。そんな中、当方の引きカメラと寄りカメラの役割は、あくまでもメインカメラだけで撮りきるワンマン体制で撮影し、指図されることなく自分の意思でカメラワークしているため、ダンサーのアクティブな演技について行く事が可能です。そして、次のダンサーが登場する時に引きカメラに切り替えます。決して逃げてるのではなく必要だから切り替えています。そして、メインカメラでダンサーまたはグループショットでフォーメーションを撮っています。これには、高度なカメラワークが必要ですが、照明の色合いが変わってもリアルタイムに色合い調整が可能になります。言い換えれば頻繁に寄り引きを繰り返すとリアルタイムに色合い調整ができなくなります。また、サイズの違う引きカメを2台にしたことで3の法則が生まれ、メインカメラがどんなサイズの撮影をしていても、どちらかの引きカメに切り替えることが出来るので、編集で困ることがありません。

 以上、今の時代に合ったローコスト&ハイクオリティーな撮影が可能になりました。ちなみに、この撮影手法にご理解と感動してくださる多くの先生方にお世話になっております。 感謝。。。

■あなたの演技をMP4ファイルに変換致します
 あなたのヴァリエーショングラン・バ・ド・ドゥを、フルハイビジョン画質のMP4ファイルに変換してスマートフォンやタブレットで鑑賞しましょう。

■お問い合わせ
(バレエへの情熱と良心的な対応)
当方のバレエへの想いを、ご理解くださる方は、ご依頼時に、日程・地域・ご出演人数・上演時間・ご予算など、お知らせいただければ幸いです。
お気軽にお問い合わせくださいませ
Videographer TOGAJIN
E-mail:togajin@gmail.com
トガジン/softbank:090-3718-1130
※SoftBank「通話かけ放題プラン」加入済
※LINEトークでコミュニケーション可能
(当方の付加価値情報を投稿しています。)
※個人情報保護規定※個人情報保護方針

■ブルーレイ納品開始(2012年11月)
 モーションメニュー付のブルーレイ(BD-R)納品承ります。 DVDレコーダーによる大好評のメニュー画面の利便性には及びませんが、モーションメニュー付などブルーレイ製作はパソコンでしか出来ません。 そして、お目当てのメーカーが品質が良く安いBD-Rを販売開始致しました。また、当方もお客様の声が出始めましたので承ることに致しました。

バレエ映像をより綺麗に

1)適正な色あいに合わせます。
2)シャッタースピードを少し速くすることでシャープになります。
3)意味のあるタイトショットを多く撮り続けると解像力が上がります。
4)マニュアルズームでレンズ操作することで可能になります。
5)Blu-ray(ブルーレイ)納品開始(2012年11月)

心地よい構図の為のズームワーク


【2017年12月5日更新】
【心地よい構図にするための撮影テクニック】

 はじめに、当方はマニュアルズーム(手動ズーム)の出来るカメラマンです。 全てマニュアルズームで操作するので、ダンサーのアクティブな演技について行けます。

 例えば、「くるみ割り人形」で紗幕の前でクララが寝ています。 そして、立ち上がります。この時、立ち上がったサイズで待つのではなく、寝ている時のタイトショットから立ち上がるタイミングでズームアウトし、 常に無駄のない心地良い画面サイズを撮るように心掛けております。

 また、海外のバレエ公演DVDで上手いカメラマンが撮っているダンサーのリフトシーンのタイトショットも撮影しております。この時のDVDで先生が「イギリスでも観れますか?」と言い喜んで頂いたようです。感情移入した魂のマニュアルズームインでした。

■優れたバレリーナを知らせてください
 あなたが優れたバレリーナを知っている場合は、当方にお知らせいただきますと、世界一流のバレエ団で活躍されていた方にお知らせすることが可能です。そして、その為には、当方がヴァリエーション動画を撮影し限定公開でバレエ芸術監督に観ていただくことになります。これは、日本人のビデオグラファーとして唯一歓迎された奇跡のような幸運のおかげです。
※お問い合わせいただきますと、芸術監督名と交流を証明する画像を添付いたしますので、ご安心くださいませ。

【尊敬する映画キャメラマンのお言葉】

 ハリウッド映画に比べて邦画がつまらないという評論家の意見には、「固定撮影(フィックス)が多すぎる。」とあります。「ズームレンズより単焦点(単玉)レンズの方がキレが良い。」「役者が構図の中で演技しているので動かさなくて良い。」という理論があるからです。

 しかし、尊敬する映画キャメラマンは、「キャメラも芝居してるんや」と、単玉時代に移動撮影(ドリー)を多用しました。これは、役者と同じくキャメラも演技してるのだという映像表現であり主張なのです。

 この考えを引用し、バレエ発表会映像として考えると、舞台は待ったなしであり、こくこくとダンサーたちの立ち位置や距離間が変わります。だからこそ、常に心地よい構図にするため軽やかなズームワークをすることは有益です。そして、現在は固定のカメラ2台もありますので、動的・静的とダンサーの演技により映像を切り替えることも可能です。

【電動ズームの弊害】

 慣れないカメラマンでもズーム操作を電動にすると、きれいなズームワークが出来ます。

 しかし、電動ズームつまりレバーを押しての画角変更は、押し加減で寄り過ぎたり寄りが足りなかったりします。 それを正確にしようとするとゆっくりになりダンサーのアクティブな演技に間に合いません。 手動ズームが出来るカメラマンは、親指と中指でズームリングに直接さわり操作するのでほぼ正確に操作出来ます。 また、決めサイズのところに中指をあわせると正確な画角変更が可能になり、瞬時に変えることが出来ます。 これが出来ることにより、カメラが1台であろうと3台のスイッチングであろうと、優秀なカメラマンは間に合わすことが出来るのです。

 バレエ劇の映像で「なんで?」と思うシーンがあろうかと思います。 それは、カメラマンがピントやサイズを決めるのが遅いので、スイッチャーが切り替えを待っていたからなのです。また、オートフォーカスの反応がにぶい場合もスイッチャーが待っています。

 次に、マニュアル操作であれば、薬指と小指でフォーカスリングを操作し、中指でズームリングを操作し、人差し指でアイリスリングを操作しています。これを電動レバーで操作すると指が離れ同時にフォーカスやアイリスを操作出来なくなります。

リアルタイム色温度変換(色あい調整)

  本物の業務用カメラには、必ずフォーカス・ズーム・アイリスと三つのリングがあります。 そして、アイリスリングはF値表示付です。この三つで撮影技術を3とすると、色合い調整は第4の撮影技術です。当方のカメラは、それが出来るカメラであり、それを操作出来るカメラマンです。その価値・意味を知っているカメラマンです。

 例えば、「くるみ割り人形」で紗幕の前でクララと天使が踊っています。 その時は、ソフトピンスポットで5000Kですが、紗幕の奥の出演者はタングステン光(3900K)で赤いです。 紗幕がゆっくり上がりクララのピンスポットがゆっくり消え全体がタングステン光になります。 このタイミングにあわせ色あいをゆっくり調整しますので、客席で観たイメージのままDVDを鑑賞することが出来すごく綺麗です。 改めて、このハイビジョンカメラを選択して良かったと思いました。

【スワンレイクの動画で検証】
 動画サイトで調べると2010年頃を境に、客席のお客様が見て感じた本当の色合いに正しく調整されている動画を観れる様になった気がします。それまでは、リアルタイム色温度変換できるカメラが無かったからかも知れません。現在は当方が所有しているようにリアルタイム色温度変換できるカメラが数少ないですが発売されています。そして、この重要性を知っているバレエ団の動画が、すごく色合いのきれいな動画として公開されております。

シャープに撮れるシャッタースピード

 東京と大阪では、周波数が違います。 それを知らないで撮影するとチラツキ現象、いわゆるフリッカーが発生します。 当方は、ダンス系の撮影では常にシャッタースピードを1/60ではなく1/100にしています。 そのことにより地域が変わっても何の問題も混乱も起きません。 また、シャッタースピードを1/100にしたことで、シャープに撮れ静止画取りをしても有利になりましたね。

 当方では、ハイライトシーンとして静止画など作成し編集させて頂いております。ビデオカメラの通常は1/60ですが、静止画にするとブレてしまいます。 1/125にするとパラパラ感が発生し違和感を感じます。なので、シャッタースピードを1/100にしています。 お蔭様で、最高の瞬間を写真カメラマン同様に選択でき、大好評を頂いております。

 この編集は何年も前からしておりますが、ダンサーのお気持ちが手に取るように理解出来るようになりました。 そして、アラベスクの足がもっと高く上がるのに、うっかり上がらなかったりしていることが分かり、その静止画は使わないなど心配りをさせて頂いております。

バレエのカメラワーク

【2017年12月18日更新】
バレエのカメラワークとは言え、基本は映画理論を理解しておかなければなりません。その上で、舞台のバレエ撮影では、求められる画面サイズやカメラポジションの制約、音声同録長時間撮影が、映画とは全然、別次元のカメラワークをしなければなりません。また、ファンに観せるカメラワークと関係者に観せるカメラワークも違います。なので、ここでは、バレエ関係者が求めるカメラワークであり、プロとしてこういう映像表現をしたら、もっと喜んでいただけるのではないかと研究することが大事です。

 ※下記項目で寄って欲しくない方は、事前に言っていただければ寄りません。

【得意とするカメラワーク】

1)ルヴェランスの時の上半身サイズにズームイン。
まず、海外のバレエ・ビデオで同じカメラワークを確認しております。 ルヴェランスの時の上半身と言っても、実際はルヴェランス直前が正しいです。 つまり、ヴァリエーションが終わり決めポーズをし、一拍たったあとに上半身サイズにズームインし、そのままセンターまでフォロー撮影し、 お辞儀を開始するタイミングでズームアウトします。

2)グラン・パ・ド・ドウの中でリフトされた女性ダンサーのタイトショット。
但し、いらなければ寄りません。 当方は、海外のバレエ・ビデオで確認しており、宜しければ演技が成功しているわけですし、最高のリフトの時だけ笑顔の表情を一瞬でも撮らせて頂きたいと思います。

3)エスメラルダのヴァリエーションで最後の決めポーズ。膝をつきタンバリンを上げますね。 そのタンバリンが画面から切れないよう注意しながらタイトショットで撮ります。
エスメラルダのヴァリエーションは、ダンサーさんの張り切り方も全然違いますね。私も大好きなヴァリエーションですし、「頑張るぞ!」 と言う気持ちになります。特に、上手奥でタンバリンにバレエシューズを当てるところは見せ場ですね。 そして、小さすぎず大きすぎずの画面サイズで撮るため特に真剣勝負になります。 回転する時、手は胸のところなので少しタイトに撮りますが、回転が終わる頃にタンバリンを持った手がまっすぐあがりますね。 その時に画面から切れないようタイミングをはかり少しズームアウト致します。上手く撮れたときは、本当に幸せな気分になります。 ダンサーさんも同じですね。

4) 舞台を回るマネージュでソロの場合はタイトフォローし、群集の前では背景も分かるルーズフォローで撮り分けております。

5) 常に意味を持たせた画面サイズで、曲や物語に合わせ強弱を付けたカメラワーク。

【レヴェランスのカメラワーク】

 バレエの発表会や公演ではバリエーション後にレヴェランスをしますが、バレエコンクールではしません。つまり、審査として見ているのは演技であり、演技後の挨拶は必要ないからです。ということは、演技中はルーズ全身サイズで撮っており、演技後の挨拶は上半身サイズに寄ってもいい。我が子のアップを見たい親御様にとっても喜ばれるはずですね。

【理想論ではなく現実的なカメラワーク】

 まず、安くないと仕事は来ない。入札制度だってそうでしょう。だから、究極の選択はワンマン1台カメラです。しかし、一般的なニーズは複数カメラです。
1)ワンマン1台カメラ
2)ワンマン2台カメラ(※当方は4台カメラであり大好評中です。)
3)カメラマン2人、2台カメラ
4)カメラマン2人、3台カメラ

 この中で、私が知る多くのシステムは、3)の2人、2台カメラですが、当方は、現在、ワンマン4台カメラ(メインカメラ1台・サブ固定カメラ3台)で撮影しています。 そこで、複数カメラの最大の弱点は、リアルタイム色温度調整ができないことです。なので、「白鳥の湖」などでは青白くなり、酷い時は真っ青になります。しかし、当方は、カメラワークするメインカメラで必要な時には、リアルタイム色温度調整しているので真っ青にはなりません。ただ、普通の業者は一台では困難と考え、お客様も不安と考えますので、複数カメラによるマルチカム撮影が標準となりました。そこで、ただの4台カメラではなく「静」と「動」を組み合わせる究極の4台カメラとしてシステムを構築いたしました。

【スイッチャーが絡むカメラワーク】

 TV局による撮影では、スイッチャーによる切り替えで寄り引きの映像を構成しています。しかし、先生に聞くと「常に全身サイズを撮って欲しい。」と言われます。

 我々舞台のカメラマンは、クライアントでもある先生のご要望に答えるのが仕事です。

 そんな中でも当方は、そのルールを守りつつ、もっと感動してもらえる映像表現を創意工夫しています。そこで、ワンカメショーならずっと全身サイズで撮ることが可能ですが、スイッチャーを絡めるとTVと同じになり寄り引きを繰り返すため、常に全身サイズにはなりません。だからこそ、2台あってもヴァリエーションはワンカメショーになっています。ですが、バレエは1人だけではないので、寄り引きは絶対必要です。

 そんな中、寄っても全身サイズで、グループではフォーメーションをみせるため全員が映っているサイズになります。しかし、客観的に見た場合、やはり単調な構成になります。だからこそ、挨拶の時はせめて海外のバレエ公演動画でもしている上半身サイズを撮ってあげたいのです。

 また、リフトなども全てではありませんが、男性ダンサーの足が止まり持ち上げた最高のリフトシーンこそ、女性ダンサーのタイトショットを一瞬ですが撮ってあげており、これも海外の動画で確認しております。こうすることで、先生のご要望のルールは守りつつ映像にメリハリが生まれ、見ごたえのあるバレエ映像となるのです。

 もちろんこれには、カメラが2台あっても、1台がズームイン・アウトをしなければならず、ズームを嫌ったりマニュアルズーム出来ないカメラマンに寄りはありません。そして、ダンサーのアクティブな演技についていけないため、小さなサイズでフォローしていると、ますます、感動のない映っているだけの映像となってしまいます。

 当方は、プロ中のプロとして、そんいうことを言われないよう常にバレエの映像を研究しています。

バレエのホワイトバランス

 プロのカメラマンとしてホワイトバランスを調整し、綺麗な色合いで撮ることは常識です。 ハイビジョンカメラで撮影しDVD納品であっても、照明が明るく色が合っていると本当に綺麗だ。 一瞬、ハイビジョン画質かと思ってしまうぐらい綺麗に撮影出来ています。この感動は、ご依頼頂いた教室の皆様と共有出来る素晴らしいことですね。

 当方は時代の流れを読みました。

 一部のメーカーは昔から一億総カメラマン時代をもくろみ誰でも簡単に撮影できるカメラを開発し売上を伸ばして来ました。その結果、近年、とうとう放送局のカメラマンもフルオート機能で撮影しています。ひょっとするとカメラマンではなくディレクターなのかも知れませんが・・・。つまり、本物のカメラマンも要らなくなってきたのでしょうか?

 しかし、私が転身した舞台芸術のお客様は、一部のTVプロデューサーや一部のTVディレクターより映像の価値をよく知っておられます。

 なので、本物のダンサーさんには、本物のカメラマンでないとすぐにバレますよ。
本当に本物をめざし職人カメラマンとして常にこだわりを持ち撮影して来て良かったと思っております。

 ある先生は、「あなたと出会うまでは毎回カメラマンを変えてきました。」と言い、「来年もお願いしますね。」と言って頂きました。ホント涙が出るほど嬉しいです。

【追記】
 肌色が肌色で映っているから綺麗なのであって、青白く映ると違和感がありますね。また、意図的に青い照明にしていても、客席のお客様が見て感じた本当の色合いではないと思います。だからこそ、見た目の色合いに変えるリアルタイム色温度変換は必要であり、しないよりはしてくれてる方が、親御様方には喜んで頂けると思います。

 このこだわりを理解してくれる教室様の中には、1回目より2回目以降の発表会が、80名から120名に増え、1日では全員参加が出来ないので、2日連続の発表会をされております。きっと、近隣の教室から口コミやうわさを聞いて転入されたのでしょうね。

ダンサー魂に感動!

 あるバレエ公演でゲネプロを撮影している時に気付きました。プリンシパルのダンサーさんが、足首を捻挫していたのです。 本番、大丈夫なのかなとすごく心配しておりましたが、無事に踊りきりました。ダンサーさんのプロフェッショナル魂を見せて頂きました。
当方も、撮影と編集にいつも以上に力が入りました。喜んでいただきバレエ撮影を天職として今後も頑張りたいと思います。

■時の流れ
 初めてクラシックバレエの撮影をしてから、今年で13年目です。当時5歳で「ドロップスの歌」をソロで踊っていた子が、高3の18歳で「グラン・パ・ド・ドウ」を踊っていました。時の流れを感じますね。はっきり言って、当時、私もバレエ初心者でビデオもVHS時代だ。しかし、今は、DVDでそろそろブルーレイになろうとしている。私の撮影技術も日本の各地で刺激を受け、自分のレベル向上に邁進して来た。お陰様で、ご父兄様からも暖かい目線でねぎらいの言葉もかけて頂いた。長く続けさせて頂いて本当に幸せです。

舞台撮影でお世話になった地域と教室

【2018年1月7日更新】
【地域】
東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/群馬県/茨城県/長野県/静岡県/愛知県/三重県/岐阜県/ 福井県/京都府/大阪府/兵庫県/奈良県/滋賀県/和歌山県/広島県/香川県/福岡県/大分県
※このナビどおり行動半径は広いです。大都会から地方へも喜んで参らせていただきます。

【お問い合わせ】
(バレエへの情熱と良心的な対応)
当方のバレエへの想いを、ご理解くださる方は、ご依頼時に、日程・地域・ご出演人数・上演時間・ご予算など、お知らせいただければ幸いです。
お気軽にお問い合わせくださいませ
Videographer TOGAJIN
E-mail:togajin@gmail.com
トガジン/softbank:090-3718-1130
※SoftBank「通話かけ放題プラン」加入済
※LINEのトークでもコミュニケーション可能
※個人情報保護規定※個人情報保護方針

【催し物】
◎記念公演/発表会/学習発表会/合同発表会/
 おさらい会/クリスマス会
◎バレエ団の公演/海外のバレエ団の日本公演記録
◎Videography the Japan tour of the ballet company overseas.
◎中ホールでの発表会も大歓迎。

【日程】
◎1年に1回(毎年)/1年半ごとに1回/2年に1回
※抽選に左右されますが、何月の何週目など希望日の事前連絡は大助かりです。

【お申込】
◎主に生徒さんですが、祖父母様用との2本申込はうれしいです。
◎あなたのヴァリエーションをMP4ファイルに変換し、iPhoneやAndroidスマホなどで動画鑑賞するとお洒落ですね。

【新規の教室】
◎エンドロール(エンディング・ロールスーパー)を褒めていただきました。
◎「きれいなパッケージに仕上げていただき、感激です。」とメールを拝受しました。
◎DVD追加のお申込をいただきました。

【特別な教室】
◎大きな仕事に結びつく新分野の教室を紹介してくださいました。
◎知り合いの教室を紹介していただきました。
◎冬季の発表会で前日泊として、宿を手配していただきました。
◎日程調整をしていただきました。
◎人数が多く2日間連続の発表会を撮影しました。
◎有名バレエ団を迎えた記念公演の撮影をしました。

【続いている教室】
◎お言葉「今年もすばらしい出来に大満足です。みんなに渡すのが楽しみです。」
◎「今回も完璧ですね!」と言い、次の次までご依頼してくださいました。
◎人の本質を見抜ける先生です。
◎当方の情熱や想いが通じている。
◎気配りのできる最高の先生です。
◎優しくて理解のある先生です。
◎当方を信頼してくださる。
◎前もって本数を確約していただける。
◎駐車場の確保をしてくれる。
◎よくメールをいただきます。
◎時期が来るとキッチリ連絡してくれる。
◎もちろん、お弁当を用意してくれます。
◎ゲネプロをきちんとしてくれる。
◎5W1Hを理解し褒めてくれました。
◎本番の撮影が一番大切であることを知っている。
◎色がきれいと褒めてくれました。
◎DVD製作に協力的です。
◎毎回褒めてくださいます。
◎親御様からもお喜びの声をいただける。
◎重なりにくい時期に発表会をしてくれる。

【復活した教室】
◎重なっても戻ってくれました。
◎再出発した先生から、4年ぶりにご依頼いただきました。
◎前の教室から独立した講師さんが、当方に依頼してくださいました。

【良かった会館】
◎海外のバレエ団が日本公演をする大ホールで、日本のバレエ団の公演を撮影しました。
◎無料の駐車場がある。
◎駐車場が地下だったので、機材がぬれなかった。
◎融通が利き入館時間を早めてくれた。
◎バリアフリーの会館だった。
◎ハイビジョンサイズに近い舞台だった。
◎程よい傾斜の客席だった。
◎客席がゆれない固定式だった。
◎三脚が立てられる空間がある客席だった。
◎音声端子や電源があるマルチボックスが近くにあった。
◎冷暖房がよくきいた。

【舞台スタッフ】
◎スタッフが友好的だった。
◎事前にご挨拶していたので対応が良かった。
◎照明調整中でもカメラマン席の客電を残してくれた。
◎照明も音響も優秀だった。
◎コントラスト比の少ない照明をしてくれた。
◎タッチライトで立体感を出してくれた。
◎きれいな背景照明をしてくれた。
◎舞台の背景幕が綺麗だった。
◎吊るし小道具の高さをカメラマン席から見て調整してくれた。
◎ダンサーの衣装の色が映える明るい照明をしてくれた。
◎デュアルモノで音声ラインをいただけた。

【写真カメラマン】
◎お互いの領域を荒らさないので友好的に接してくれます。
◎情報交換としてバレエ業界の話をよくしてくれます。
◎同じ教室はもちろん違う教室でも再会すると嬉しくなります。

【フリーまたはバレエ団のゲストバレエダンサー】
◎あちこちで再会すると嬉しくなります。
◎お互い遠方の教室なのに再会した時は、最高に嬉しかったです。地元で再会するので、当方の行動半径を知られますが嬉しいです。遠方の先生も知り合いだったことを、すごく喜んでいただきました。
◎フリーの女性バレエダンサーさんが、最後部座席の当方に近づいて来て挨拶してくれました。

【お勧めの教室】
◎経験豊富な講師や現役のダンサー講師がいる。
◎指導はきびしく人間性はやさしい。
◎よく褒めている。
◎保護者会の連携がよく先生をフォローしている。

【海外の教室】
◎同じカメラワークの動画を観ると嬉しくなる。
◎色合いが綺麗な動画を観ると嬉しくなる。
◎バレエ団芸術監督からコメントいただく。

【過去の海外公演の会場】
◎PRINCETON UNIVERSITY
◎COLUMBIA UNIVERSITY
◎VIRGINIA COMMONWEALTH UNIVERSITY
◎SMITHSONIAN NATIONAL MUSEUM

【子供が多い都道府県】
①東京都②神奈川県③大阪府④愛知県⑤埼玉県
⑥千葉県⑦兵庫県⑧福岡県⑨北海道⑩静岡県